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【kickoffブログリレー-RISE-】#7 二村知輝

MFリーダーを務めます。新四年の二村知輝です。日頃より南山男子ラクロス部に関わってくださる皆様いつもありがとうございます。新年明けましたが、今年もどうぞよろしくお願い致します。





自分が今回ブログに書きたいことは、ラクロスの技術とかではなく、人間性の話だ。どんな一流のスポーツ選手でも、「選手」の前に「人間」であり、その人間性からいいプレーが生まれると私は思っている。


「当たり前を当たり前にできる組織作り」

この方針を22南山は掲げている。これはどんな部活でもどんなサークルでも組織という存在である以上必要な意識だと思う。


当たり前を当たり前にって実際なんだろうと思ったので考えてみた。



・挨拶をすること。

 上級生、下級生、同期、警備員さんなどの部外の人。どんな人でも挨拶出来たら素晴らしい。挨拶は「おざーす」「うす」じゃなくて「おはようございます」「おはよう!」が気持ちよくて良い。


・テーピングのゴミやペットボトルのゴミを捨てないこと、グラウンドに放置しないこと。

 ゴミがあることに気づいて拾うのって全員ではない。でも自分がゴミを出さないって意識していたら、落ちているゴミも気付くようになるはず。みんなの中で、月一の奉仕活動中「なんでこんなもん捨てるんや」というものが道路や、グラウンドに落ちていると気づいた子も居ると思う。そんな気持ちになったなら、自分が捨てる側にはもう戻れないはず。それが当たり前。「こんなに捨ててあるなら自分が捨てても変わらんやろ」こんな気持ちで居るやつはこの部活には存在して欲しくない。


・ボールケアをすること

 ショット練をしていて、上級生が、ネットの一番奥までボールケアをしに行くチームは、上級生だからと下級生にやらせることをしないという点でとても良いチームだと思う。

 しかし、その上級生の姿を見て、自分も一番遠くまでボールケアしに行こう、ともきさんがやっているからやろうと思わない下級生が大勢いるチームは良くないチームだと思う。



ここでは大きく3点を挙げたが、もちろん他にも意識すべき点はたくさんある。




このすべてに共通して言えることは、個人個人が、この南山男子ラクロス部という一つのチームのために行動しているということだ。


挨拶。一つするだけでチーム、個人個人の関係を良くする。


ゴミを捨てない。拾う。一つするだけで、チームの看板が汚れず、むしろ良くなる。


ボールケア。みんながするだけで、練習を1秒でも長くできる。1人だけ反省を聞いていないということが起こらない。



それに気付いていこう。感謝していこう。




潤や大真が全員が上手くなるために考えてメニューを組んでくれて、代表の練習やいろんな人に聞いて手に入れたさまざまな知識を南山に還元してくれている。


他にいろんな仕事があるのに他大や社会人チームとの連絡をして練習試合や合同練を組んでくれ、備品準備や練習のビデオ、プレイヤーの自分たちが満足にラクロスできている状況を作ってくれるスタッフ。


他薦でなった新人委員長だったが、今では学連の委員長にまで成り上がり自分のことだけでなく東海地区全体のことまで考えることにした中山達仁。





ちなみに自分の仕事はグラウンドを自由に使えるように、他団体と交渉したり、ウエイトルームやトレーニングルームを他団体とじゃんけんして勝ち取ったりしています。この仕事も自分がやってみないと大変さに気づかなかった。今までコート割をやっていた先輩方ありがとうございます。


このように正直なところ、自分も1,2,3年の時は、スタッフさんやその他いろいろな人がチームのためにやっていたことに対してのありがたみを完全には理解できてなかった。しかし最高学年になり、人数が9人と少ない学年だからこそ、みんなで組織運営をする中ですべてのことに対してありがたみを感じるようになった。


下級生のみんなには今すべてのことを理解して感謝していこうとは言わない。ただ、自分が最高学年になったときに気づいて、あのとき感謝を伝えられなかったなという後悔はしないでほしい。


大学の部活は、高校みたいに全部が先生に決められるわけではなく、学生が自分たちで決める。だから自分たちが人間的に成長できるようになんでも決めることができる。幹部はそんな気持ちを持って当たり前を当たり前にするという方針を決めた。





当たり前を当たり前にするのは大変だ。


22南山は、強い南山を創る。


勝つことが当たり前の強い南山を。




二村知輝

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