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【引退ブログ】-BLUEPRIDE- AS 林あか音

  • 執筆者の写真: 純奈 門田
    純奈 門田
  • 3 時間前
  • 読了時間: 7分

平素より弊部に関わってくださっているコーチの方々、OBOGの皆様、そして保護者の皆様。

日頃より多大なるご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。


#18の修一郎から引き継ぎ、25南山でASリーダーを務めさせていただいた南山大学男子ラクロス部の林あか音です。


修一郎とは、なんやかんや4年間のうち3年間同じファミリーで、仲良くさせてもらいました。一見怖そうな雰囲気を醸し出している彼ですが、実はかわいらしい一面もあり、同期だけでなく先輩・後輩からも慕われている存在です。(たまに怖がっている人も見かけますが…笑)

プレーでは迫力満点で、「何が何でもボールを落としてやる!」という気迫が伝わってくる、見ごたえのあるプレーばかりでした。ベンチから見ていても本当に盛り上がりました。

今度また同期飲みかファミ会でもやろうね。もちろん“かけなし”で!


次は、我らがエース #28 夜久亮太!

試合では言わずもがな、周りをあっと言わせるようなかっこいいシュートやキープを見せてくれた彼ですが、25南山の新歓アカウントや“蛙化ランキング”にも書かれていた通り、「何してんねん!」と思うような行動を取ることも(笑)。

そんな彼の引退ブログではどんなことが書かれているのか、ぜひ楽しみにしていてください。

少し長くなりますが、拙い文章ながら最後まで読んでいただけたら幸いです。

正直、何から話せばいいのか分かりませんが、私なりにこの4年間をまとめました。あたたかく見守っていただけると嬉しいです。


入部当初は、正直「何をやればいいのか」すら分からない状態でした。

それでも大学では、新しいこと、これまでやったことのないことに挑戦したいという思いがありました。

そんな中で見た新歓試合で、ラクロスというスポーツそのものに強く惹かれ、「この部に入りたい」と思いました。

さらに、部の雰囲気がとてもあたたかく、先輩方や仲間たちが楽しそうに活動している姿を見て、ここなら自分も頑張れると思い、入部を決めました。


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1年の夏、トレーナー(TR)からアナライジングスタッフ(AS)に、同期スタッフと一緒に立候補して転向しました。

当時は覚えることも多く、慣れない作業に戸惑う日々でしたが、20世代の先輩方——なるけいさん、駿太郎さん、たくやさん——が勉強会を開いてくださり、夜遅くまで、時には徹夜で同期と作業したのは今では良い思い出です。

学校に残ってPCに向かいながら、少しずつできることが増えていくのを実感していました。

2年生になると後輩も入り、今度は自分たちが教える立場に。

当時のASリーダー・わたるさんと一緒に、育成の方法や南山のASの土台をどう作っていくか、何度も話し合いながら試行錯誤を重ねました。

その後、留学準備のために早めに休部することになり、主将のけいしさんに相談して最終的にその形を取ることにしました。

正直、申し訳なさが大きく、少しでも力になりたいと思って簡単な作業を続けていましたが、結果的に「いいとこどり」のように見えてしまい、嫌な思いをさせてしまったこともありました。それは今でも反省しています。

留学中もできる範囲で作業を続けていましたが、使用しているソフトへの不満が出てASの立場が危うくなった時期もありました。

その場で見せながら直接説明できないもどかしさ、思いが伝わらない歯がゆさに何度も苦労しました。

それでも、当時の技術幹部の先輩とビデオ通話を重ね、提案や説明を通して理解していただけたのは本当に救いでした。

帰国後は、まさかの登録ミスでベンチ入りが叶わず、かなりショックを受けました。

それでも、チームのためにできることを探しながら活動を続けました。


4年になってからは、美帆が休部し、自分一人でスタッフをまとめなければならず、精神的にもギリギリの状態でした。

「日本一を目指すチームの中で、どこまで締めていいのか」「どうすればスタッフ組織がうまく回るのか」を考えながら、1on1のミーティングを開くなど、環境づくりに力を入れました。

このとき、3年生のときの美帆の大変さを改めて痛感しました。

“プレーヤーに迷惑をかけないこと”を最優先に行動していました。

精神的に苦しい場面も多かったですが、同期プレーヤーや後輩スタッフ、そしてコーチの方々に支えられ、なんとか乗り越えることができました。


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この4年間で一番大きく学んだのは、

「自分の“あたりまえ”を前提にしないこと」、そして「どんなに辛くても、人に恵まれれば頑張れること」。

育成や4年での活動を通して、“自分にとって当然なこと”は他人にとってそうではないと実感しました。

伝え方ひとつで、相手の理解のスピードも動き方も変わります。その中で、自分自身の視野も広がり、柔軟に考えられるようになりました。

そして、ここまで続けてこられたのは、間違いなく「人」に恵まれたからです。

どんなに大変なときも、「この仲間がいるからやめたくない」と思えたし、悩んだときには先輩・同期・後輩が話を聞いてくれました。

ときには後輩から学ぶこともあり、本当にたくさんの人に支えられた4年間でした。


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最後にお世話になった方々への感謝で締めさせていただきます。


先輩方へ

何度も質問しても、辛抱強く丁寧に答えてくださり、本当にありがとうございました。

また、自分が中だるみしていたときにきちんと叱ってくださったこと、今では心から感謝しています。

4年になって美帆と二人でチームを支える立場になり、改めて先輩方の偉大さを痛感しました。

焦りを感じながらも、必死に背中を追いかけて頑張ってきました。


コーチの方々へ

平日はお仕事でお忙しい中、休日の貴重な時間をチーム指導にあててくださり、本当にありがとうございました。

いつも前向きな言葉でチームを鼓舞してくださり、時には気が緩んでいるときに喝を入れてくださったこと、心より感謝しています。

特にHCのけいじゅさんには、リーグ戦期間中に退部を悩んでいた際、親身に話を聞いてくださり、「ファイナルは絶対ベンチに入れてやるから」と言ってくださったことを今でも忘れません。

これまで支えてくださったすべてのコーチの方々に感謝申し上げます。今後とも南山大学男子ラクロス部をどうぞよろしくお願いいたします。


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同期へ

個性豊かで癖の強いみんなが同期だったからこそ、ここまで続けてこられました。

直前で退部という形になってしまったけれど、その話をしたときも、そしてファイナルのベンチに入ることになったときも、いつも通りの雰囲気で受け入れてくれてありがとう。

あの自然な距離感がすごく嬉しかったです。

まだまだ話したいことがたくさんあるので、またご飯でも行きましょう。

そして社会人になっても、定期的に集まれるようにしようね。


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後輩へ

まずは、ファイナルのベンチに入れてくれて本当にありがとう。

正直、内心では嫌だと思った人もいたかもしれないけれど、それでも受け入れてくれて、しっかり動いてくれたことに感謝しています。

みんなとは、いい意味で近い距離で関われたと思っています。

これから大変なことも増えると思うけど、3マネは最後の年、1マネは一つ上の代がいない中での育成になるので、お互いを支え合って頑張ってね。

スタッフ会は結局できていないので、また各々ご飯にでも行けたら嬉しいです。


家族へ

この4年間、ラクロス部での活動を支えてくれて本当にありがとう。

金銭的にも負担をかけ、生活の中心が部活になっていたため、たくさん迷惑をかけました。

心身ともに限界を感じていた時に「もうやめたら」と声をかけてくれたこともありましたが、それは私のことを一番に考えてくれての言葉だと分かっていました。

それでも続けたいと言った私の気持ちを尊重し、最後まで応援してくれてありがとう。

これから少しずつ恩返ししていきます。これからもよろしくね。


22南山 AS 林あか音

 
 
 

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