【引退ブログ】-BLUE PRIDE- 特別編 HC 長島桂樹
- 純奈 門田

- 2025年11月13日
- 読了時間: 9分
いつも南山大学男子ラクロス部を応援して頂く、OBGのみなさま、選手のご両親、関連するみなさま、直接御礼できないため、この場をお借りして御礼申し上げます。
今年は東海地区準優勝という結果になりました。1年間、応援ありがとうございました。
引退ブログということですが、僕は来年もコーチを継続します。よって、色々考えた結果、4年生に対しての想いと言葉を綴りたいと思います。
少し長くなりますが、最後の機会、ご理解頂きお付き合い頂けますと幸いです。
みんなの素晴らしい引退ブログを読み、さまざまな感情が込み上げてきましたが、一言では、「立派にやり遂げてくれた」という想いです。
併せて、同じくらい感じることが、「自分の采配で、勝たせてあげることが本当にできなかったのか?」ということです。
声の掛け方、タイムアウトのタイミング、前日の向き合い方、当日の入り、など、もしかしたら何かを変えていれば、結果は異なったかもしれないと考えると後悔の念が消えません。
当日の試合結果は、8割は積み上げた過程で決まり、当日の内容は2割程度。
と、よく伝えました。その意味では、しっかり準備をした自負があったが故に、尚更です。
一方で、しっかり準備してきた君たち、また、休みの日は家族より多い時間を費やして、1年間君たちと向き合った自分には、胸を張りたいと思います。
4年生には伝えましたが、君たちが費やした時間は人生にとってかけがえのない時間です。これから、ここまで打ち込めることはないと言い切れるくらい、素晴らしい取り組みでした。
趣味は、経済合理性がないからこそ、想いが宿ります。側から見ると無駄だと思われることに全力を注ぐことができた。それだけで、めちゃくちゃカッコよく、そして尊いことだと思います。改めて、胸を張ってください。
南山大学男子ラクロス部を媒体として、君たちの大学生活の大半の時間を費やし、貴重な経験ができる場をつくることができたという点、素晴らしい活動であったと誇って欲しいです。
指導者たる前に教育者であれ。
これは、私がコーチをする上で大切にしている言葉です。ラクロスの技術のみではなく、部活動を通じて人としての成長も実現する。アマチュアスポーツで、結果だけが全てを決める世界ではないから、学業が本分である君たちを育てる立場だからこそ、大切にしています。
それが、ラクロス部に大切なお子さんを預けて頂いたご両親への恩返しだと思っています。
そういう観点では、よくやれた一年だったかなと思います。みんなのブログを読み、自分の伝えたものが君たちの中に浸透していることを感じることができ、嬉しく思います。
ラクロスの技術を伝えるだけなら、僕じゃなくていい。みんなが人間的成長も含めて成長を感じてくれたのなら私の本望です。
せっかくなので4年生にメッセージを送ろうと思うのですが、長くなるのでショートバージョンです。これだけの文字の量では、君たちへの想いが伝えきれないと思うけど、誤解のないように。またゆっくり話そう。
その前に、みんなに一言伝えたいのは、感謝の気持ちです。
5年前、東海地区に戻ってきた際に、自分の中でラクロスの目標を決めていました。これは、私の人間形成にラクロスが大きく関わってくれたことに感謝していること、及び関東でラクロス協会の仕事を手伝った結果、自分のやりたいことは、①南山大学②東海地区③日本ラクロス協会にそれぞれ貢献したい(順番が優先順位)というものでした。
よって、みんなからたくさんのお礼の言葉をもらいますが、別の側面では、みんなに向き合うことは自分の自己実現でもあったのです。
そういう意味では、今年のチームを一緒に作り、一緒に学生日本一を目指し、高いモチベーションでチームを牽引してくれたこと、僕をヘッドコーチたらしめてくれたこと、感謝しています。
君たちのおかげで、僕の一年は素晴らしく彩りのある一年になりました。
本当にありがとう。

▪️だいき
一目見た時から、キャプテンになる先天的な才能があると思っていました。一番厳しいことを伝えたし、一番僕のロジカル面を体現してくれた選手。だいきとは圧倒的な信頼感がありました。何か問題が起こると、すぐに相談してくれて、何度会社を休み、何度仕事後にグラウンドで話したか。笑
一緒にチームを作ってくれてありがとう。
だいき同様、もしまた同じタイミングでコーチの依頼を受けたとしたら、喜んで引き受けていると思います。
▪️りょうた
全国に名を轟かす素晴らしいプレイヤーに育ってくれました。2年生の時からプレッシャーでした。「3年生、4年生とりょうたの成長を止めないコーチングを継続すること」が僕の使命でした。結果として、こちらの心配をよそにどんどん成長していってくれました。個人的には今でも日本代表を目指すべき選手だと確信しています。
反面、優しい選手でした。歴代28をみると、一番背中で引っ張る選手。その若さで体現できることは、本当に驚き、何度も「なぜそこまで寄り添えるか」と質問しましたね。
ブログでも書いてる高い意識はもちろん、近くにればいるほど、その優しさ・協調性の高さはカッコいいなと。りょうたから私もたくさん学ばせてもらいました。
▪️ゆうと
チームに何が必要か常に考えて向き合ってくれる素晴らしい選手でした。
1年生の時は左のシュート、2年生はショートDF、3年生はクリース、4年生はズレと得点力。ゆーとの成長過程は目を瞑っていても思い出すことができます。チームの切込隊長として躍動感と推進力を、そして、少しの笑いと混乱を持ち込んでくれました。笑
ゆーとが副キャプテンと聞いた時、意外、と思う一方で、君の成長を感じられて嬉しかったのを今でも覚えています。
▪️かとたい
2年生の試合後、FOに専念したいと涙ながらに直訴してきたこと、本当に嬉しかった。選手が成長するには、自分で考えてやりたいことをやることが、一番です。そして、その期待に見事に応えてくれました。君に助けられた試合をあげれば枚挙にいとまがないです。
最近は筋トレもよく一緒にやったし、バイト先にも遊びに行ったし、可愛い教え子でした。
FOのみやるのは許さんと言う方針は、最後まで誤魔化された気がするけど、OF面も少しは前進したかな。ブログ読んで、東海地区全体をみる視座の高さも素晴らしいと感じました。
▪️ゆーま
OF重視の僕にとって、ゆーまのSSDFは本当にbadな出来事でした。今でもそう思う。
でも、ゆーまのSSDFは素晴らしかった。
めちゃくちゃ優しいのに、プレーは激しいのが、本当不思議。ご両親ともお話しましたが、ゆーまが荒ぶってしまうのはきっとラクロス部のせいなので、ごめんなさい。笑
A2戦の荒ぶり方、大好きでした!
最後の年、学連もやってくれてありがと。ゆーまは変態4年の中では一番まともな方だったと勝手に思って信頼してました。
▪️しゅう
ラストチェック、スライドの当たり、DFの出入り、全てが未熟な3年生から、怪我を経てどん底状態からスタートした4年生、よく成長してくれました。
照れ隠しのおふざけが多く見えるけど、しゅーの真面目な部分はちゃんとみんなに伝わってるね。俺も理解している。
ファイナル4のベストパフォーマンスには感動すら覚えました。
チャラく見えるけど、漢磨きの成果もあり、しゅーはいい男になった。面白さと優しさと真面目さのバランスで言えば一番じゃないかな。
▪️いなば
ほんと、お疲れさま。こーきには一番プレッシャーをかけた自負があります。よくDFをここまで引っ張ってくれました。
クロスを叩きつけるシーンが印象的な選手です。2年生までの新人戦、つま恋の時は、ただ感情をコントロールできない選手。今年のA2戦の時は、積み上げてきた想いやプレーが、わかっていてもできない悔しさが出た行動。印象は180度変わり、君の成長がみれてコーチは嬉しかったよ!(ベンチの雰囲気は最悪そうだったけど)笑。
いつも試合後にご両親とお話するのが楽しかったです。またいつでもお連れしてください。
DFシステムの変更は、、すまんな。思うことはあっただろうが、俺の中の判断はあの時はあれがベストだった。
▪️あつし
めちゃくちゃよく考えている選手。あつしほど、考えを知ってから、見方が変わる選手も珍しい。優しさも信念も持ち合わせて行動してくれる君は、本当にチームにとって代え難い存在になりました。
ゴーリーはセーブとスローは当たり前。その上で+αをという指導をもとに、よく声が出る選手に成長してくれました。
プレーでも、組織でも、遠慮なく意見してくれて、悔しい想いもたくさんさせてしまったけど、感謝しています。
▪️こーた
2年生の時から今まで、よく守ってくれました。きっと、こーたに打ったゴーリーアップの数は凄いことになっているだろうね。
自信の無さそうな状態で全国を経験した2年生から、胸を張ってゴールを守る守護神に成長してくれました。それでも、毎試合緊張しながら試合に臨むこーたを、いつも親目線で心配しながら見送っていました。
名城戦@豊橋でご家族の前で最高のプレーを見せることができて、私もコーチとして嬉しかったです。残念なのはこーたのにゃーにゃー言ってるとこはみれていないとこ。卒業までに楽しみにしてます!
▪️みほ
いつも冷静沈着に見えるみほ。たくさんの仲間がいる状況から、スタッフが少なくなっていく中でよく最後までチームに貢献してくれました。
あかねと3人で行った鶴舞のカフェと焼き肉がいい思い出です。
スタッフに対してはプレイヤーとは違って、今でも自信がありません。でも、ブログ読ませてもらって、安心しました。最後までありがとうね。
▪️あかね
僕がヘッドコーチをしているのは、こう言う時のため、という瞬間が、あかねとはありました。今でも、あの時の判断は間違っていなかったと胸を張りたいし、また同じシチュエーションがあれば、同じ判断をします。
それくらい、プレイヤーもスタッフも大切なチームメンバーです。
頼ってくれてありがとう。部活はひと段落するけど、これからも教え子であることは変わりません。悩む時は連絡してくるように。
さて、想定以上に長くなりましたが、最後に三つのことを伝えます。
これは、「コーチを引き受ける変わりに胴上げだけ頼む」という唯一の私との契約を守れなかった君たちのこれからの義務だと思います。(銀行的には契約不履行で、本来なら取立てするところです)
1.社会人になってからもラクロスに携わるように。
→4年間の先はまだまだある。プレーはもっと上手くなる。できればプレイヤー(2人は約束)で。コーチ、スタッフ、育成、協会、審判、関わることはたくさんあります。
2.後輩にバトンを託すこと。
→OBGとしてこれからも南山大学男子ラクロス部を応援すること。後輩が強くなるための活動をサポートすること。自分がどんな関わり方が嬉しかったか、思い出してください。
3.部活の期間が終わっても教え子です。
→常に感謝を忘れないこと。君たちに一番学んでほしかったこと。
社会人になっても、自分でお金を稼ぐようになっても、周りの人あっての自分という姿勢を忘れないように。
悩むことあればすぐに相談してください。部活動を卒業しても、君たちは僕の教え子です。

以上、想定以上に長くなりましたが、今年一年応援してくださったみなさま、一緒に走ってくれたチームメイト、そして家族を筆頭に私の周りで私をサポートしてくれたA2のみんな、親御さん、OBGのみなさま、本当にありがとうございました!
そして、ぜひこれからも応援よろしくお願いします。来年も素晴らしいチームにみんなでしていきたいと思います。
南山大学男子ラクロス部 HC 長島圭樹










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