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4年生ブログリレー 副主将#3 酒井宏輔

2014年4月。当時三年生の沼田さんにあらゆることを騙されながらラクロス部に入部し、

ついにここまできた。

唯一、「実際名大に勝てれば全国行けるから」という言葉だけは現実となり

ついに今週、名大とのファイナルをむかえる。

当然ながら俺だってこの4年間、本当につらいことが多かった。

特にこの一年は1番悩むことが多かった。

車のラジオで流れてきたなんてことない邦楽を聞きながら、自然と涙が出てくることもあった。

親父に部活の相談をしたことなんて、今までなかった。

でもそんな笑いあり涙ありの自分史を語ること以上に、

チームの副主将として

みんなに伝えたいこと。

俺は、今いる部員78人全員で勝ちたいと強く思っている。全員が戦力だと本気で思っている。

プレーで貢献できないから。

メンバーじゃないから。

そんなことで卑屈にならなくていい。

なにか特別なことを無理にしなくてもいい。

とにかく毎日一生懸命ラクロスをする。

それだけで十分チームに貢献してると思う。

自分の学年が上がるに連れて、そして上に立つ立場になるに連れて、

何よりもみんながラクロス部を大好きになってほしい。そんな想いが強くなった。

辞めていく部員に対して、全力で引き止め、そして全力で悔しがる自分がいた。

チームの副主将になったとき、

自分になにができるのかと自問自答を繰り返し、導いた答えは、

とにかくみんなが楽しく毎朝グラウンドに来てくれるように努力することだった。

圧倒的な技術があるわけでもないし、

リーダーシップがあるわけでもない。

でも、みんなの前でふざけてみたり、後輩を茶化して見たり、馬鹿みたいにあーちゃんの真似したり

ほんの少しでもいいし、どんな理由でもいい。

「ラクロス部楽しいな」って感じてほしかった。

「いや、最近はがんばってますよ!」とか

「ぶち上げですね!!」とか

そんなことを言ってくれるだけでも、すごくうれしかった。

Bリーグ最終戦。初勝利のスコアボードをLINEで見たとき。

帰りのバスで、スタッフの初勝利の喜びと最高の笑顔をインスタのストーリーで眺めたとき。

どれだけうれしかったことか。

だからこそ俺は勝ちたい。

たかが練習試合なのに、「負けたのは僕のせいです。すいません。」とボロクソに泣きながら謝ってくれる。

もっともっと質の高い数値を出すために、納得いくまでスコアの取り方を質問をしてくれる。

いつ、どんなときでも、グラウンドで必死に自主練している一年生達。

俺はこんなにも誇れる後輩を持ったことがなかった。

そんなみんなと一緒に勝ちたい。

チームスポーツの素晴らしさを分かち合いたい。

なによりも、ラクロス楽しい!!って思ってもらいたい。

そして俺たちは今年、東海地区、そしてラクロス界の歴史を変える。

全日本ラクロス大学選手権 決勝進出

つまり

関東を倒す。

安心しろ。

なんてったって俺らにはJAPANがいる。

くぼたいらの1on1なんてとめられるわけがない。

リーグ戦でFOブレイクで2得点。

これってマジですごいことなんだぜ。

ロング陣なんてもう同じメンバーで4年もやってきてる。そんなところに野崎もいたら、簡単に失点するわけがない。

そしてカシアス前田。

俺史上最高のムードメーカーだ。

こんな最高の同期と俺は勝ちたい。

だからあと少し、がんばってついてきてほしい。

あと少し。

みんなで勝とう。

"ONE"

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