幹部挨拶 副主将 草野壮希
- 純奈 門田
- 2017年12月8日
- 読了時間: 4分

僕は熱い想いとか意気込みとかあまりそういう感情は見せたくないです。 そんなことしても上手くなるわけないしバカがばれるし空回りして失敗するのがオチだし。 だから冷めた態度もとるし適当さも装います。 でも決して熱いのが嫌いじゃないです。熱い人は好きです。 かっこつけんなと言われます。怖いってよく思われます。 でも決してそんな人間じゃないです。 かなりネガティブだし自分のことが引くほど嫌いだし自信もないです。 本当は感動させたり鼓舞するものを書くべきなんだろうけど、ただ、今の思いを伝えます。 悔しい。本当に悔しい。 これ以外書くことはないです。 それだけです。 あんな負け方はしてはいけなかった。こんなはずじゃなかった。 それしか言葉が出てこなかったです。 3年で日本一になって部活をやめて1年間旅に出る。1年の時に勝手に決めていました。 日本一目指せないなら部活やる意味ないって思っていたから。 1個上となら本気で目指せるってずっと考えていたから。 今考えるとなんて他力本願なやつなんだと恥ずかしいですがそれくらい僕は今年にかけていました。 勝つ以上に得られるものもある。過程が大事だ。 確かにそうだ。いろんなことを学んだし成長したなと思う事もある。 確かにそこそこの学びを得てきたかもしれない。 でもそこそこだ。 勝った者のみが得られる学びがある。それがほしい。 日本一になって得られる学びは日本一を経験した者のみが得ることができる。 それをもちろん知らないし、知ることもできない。それを見たい。 それだけです。 きっとそうしたら何者かになれるって思っていたから。 自分のことを引くほど嫌いで、嫌いで仕方がないし自信なんて持てないから。 だから、変わりたいし、日本一になったらすごい人間になれるって勝手に考えていたから。 だからこそ勝ちたかった。それがラクロス部に入った理由だったし。 それ以外に入った理由なんて1個もなかったし。 “勝つことが全てではなく、勝つことが唯一絶対なこと”(早稲田の言葉です。) 本当に残酷な言葉だと思った。でもいろんな意味でその通りだとも思った。 本当に悔しいです。 そんなに負けず嫌いじゃないけどこんなに悔しいのは初めてだったし、 たぶん一生あの試合は忘れないと思う。

そして来年僕には使命があります。 祐哉さんが構想していた南山の未来を引き継ぐ事です。 僕が見させてもらった夢を後輩たちに見せてあげたい。 日本代表の人と毎日練習できて、知らない話を聞く。夢が広がる。いろんな人と関われる。関東の人とたくさん連絡とれて遊びに来てくれるし試合もたくさんできる。玄さんなどのクリニックも南山で開けてもらえる。 本当に偉大です。 1年生は当たり前かもしれないけど本当にすごい事です。 本当に幸せでした。 僕が見させてもらえて夢を全部伝えたい。 そんなもの普通だよ。と未来の1年生に言われたい。

僕には実力もないし人望もないけどやるべきことはわかっています。 ただ不撓にやるだけです。 たしかに僕の代は俺たちについてこいって感じじゃないです。 でもみんな本当にいいやつです。僕以外全員です。自信を持って言えます。 少し優しすぎるし負けん気とかなさすぎるけど そこが面白いし一緒にいて勉強になります。 本当にみんな頑張っています。

本当に今のみんなとなら絶対勝てると思う。 後輩たちも必死に頑張っています。 絶対に褒めないし適当に扱いますがみんなかわいくて仕方ないです。

きっとうまくいくはずです。今の気持ちと練習量をこなせば。 “根拠はかならず後から付いてくる。”この名言がいうようにやるだけです。 俺たちならできる。 さあ関東ぶっ倒すぞ。 最後になりますが今後ともご声援の程宜しくお願い致します。今年は本当にたくさんの応援や期待を感じました。ありがとうございました。 それだけ勝つことでしか恩返しができないとも感じてきました。 必ずや来年の11月にまたリベンジを果たす試合を見せられるように頑張ります。またOBの方はいつでも練習にお越しください。ご指導お待ちしております。 新4年副将 MF草野壮希
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