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【4年生引退ブログ-BLUEPRIDE-】TR尾関由真




南山大学男子ラクロス部に関わってくださる皆様、

日頃より多大なるご声援・ご支援をありがとうございます。





TRリーダーの尾関由真です。

まさか自分が引退してから引退ブログを書くなんて思っていませんでした。

未だにファイナル4で敗退し、引退したことを信じられません。というか認めたくない自分がいます。


だから名大に負けた時、涙が出なかったのかな。


今は逆に、多すぎというくらいピン留めされたラクロス部のLINEの通知がパタリとなくなり、

一昨日撮った写真を見返していたら引退をジワジワと感じ、なんとも言えない感情に襲われています。


「日本一になりたい」

「勝ちたい」


ただただこの想いだけで今までずっと走り続けてきました。


スポーツをやる以上、勝たなければ意味がない。

勝つことに意味がある。


私はそう思っています。


STFは直接的に勝利を掴み取れる存在ではない。

でも、自分がサッカー部のプレーヤーだった6年間、ケガで後悔をして引退した経験があるからこそ、立場は違えどチームの勝利に貢献できることはある。

だから私はTRとしてチームを支える道を選びました。



大学2年生

東海制覇。めちゃくちゃ嬉しかった。と同時に、この上の景色が見たいと強く思った。


大学3年生

今が1番強い。絶対に全学決勝の舞台に立てる。

と思っていた矢先、コロナウイルスの蔓延。

思うように活動できず、大会もなくなり、特別大会では名大に負けて終わった。


そして、あっという間に最上級生。

東海制覇して全学決勝の舞台に立つチャンスは今年が最後。

だから、絶対に勝ちたい。勝ち続けたいと思っていた。


21南山ではTRと審判のリーダーを背負うことになり去年よりも圧倒的に人数の少ないSTF組織。

今まで同様のマネジメントができるのか。

いや、やるからには今まで以上のものを作り上げなければならない。

TRとしても審判としてもやるからにはやりきりたい。


そう思って、始動した21南山。





今までのTRリーダーの在り方はどうであれ、私がTRリーダーとして1番大切にしていたのは


「怪我で悔しい思いをさせない」


こと。だから私は、怪我をしたプレーヤーにはウザイくらい・しつこいくらい、

「今は怪我を治したほうがいいよ」「無理しないように」「参加する練習メニューを減らすように」などたくさん言ってきたと思う。


全てはリーグで勝つため。

一人一人の力が欠かせなかったから。

全員が万全の体制で臨めば、勝ち続けられると信じていたから。

去年の同時期に靭帯を切って手術をし、長期離脱したいえきとすえひろ。

靭帯の手術を乗り越え、やっと復帰したと思ったらまた靭帯を切って長期離脱することになったあさと。

まさかのリーグ開幕直前にジョーンズ骨折して離脱せざるをえなくなったりゅうへい。


当時は、どうして彼らが?どうしてこのタイミング?と、

TRとしてもっとできる事があったのではないか、あの時プレーやめさせてればこんな大怪我しなくて済んだのではないか

などたくさん後悔して自分が泣きそうになったのを覚えています。


それでも1番辛いのは本人たち。

だから私はポジティブに彼らが復帰してリーグで活躍する姿を想像し、今自分にやれることをやろうと思った。

たくさんコミュニケーションをとって、リーグでの活躍を第一にサポートしてきたつもりです。

少しでも力になれていたら嬉しいな。


そんな怪我を乗り越えてリーグで活躍しているいえきとすえひろ。

3年ぶりに試合復帰したあさと。半ば無理やりに復帰してプレーしたりゅうへい。

怪我を乗り越えたみんなの活躍する姿を見れて良かった。


そして、何よりも怪我を抱えながらも全員で最後まで戦い抜くことができたこと、

誰一人欠けずにやりきれたことに嬉しく思っています。



正直、たくさん不満をもち、ぶちまけ、ぶつかってきた4年間でした。

楽しいって感じることの方が少なかったかもしれない。

しかし、引退した今、

やっぱりここが自分の居場所だったんだ、同期が同期で良かったと感じています。

最後の学生生活、こんなにも没頭できる部活に出会えてよかった。


心からそう思います。


最後に

4マネへ

入部当初からたくさんぶつかったね。あの時があったから、今の仲になれたと思う。

自粛明けの練習で、同期マネがあみしかいなかったとき、部活に行けば当たり前にいたはずのみんながいなくて実は寂しかったよ!笑

こんなにサバサバしていて、思ったことをズバズバ言う私に嫌気がさすこともたくさんあったと思う。

それでもここまで一緒にやってこれたこと、本当にみんなには感謝しています。

部活が始まれば顔が変わったかのように真剣になって、終われば他愛もないことでゲラゲラ笑って。

そんな日がもうないって思うと寂しすぎるけど、本当にこの6人でよかった。ありがとう。




3マネへ

いつの間にか私たちにも意見してくれるようになり、頼もしくなったね。

これからは二人がSTF組織を引っ張っていく番。人数が減って不安ばかりかもしないけど

なお・なぎさなら大丈夫。自信をもって、悔いのないようにラスト1年走り切ってほしいな。


2マネへ

自粛であまり練習やれていないのに、この1年見違えるほど成長したね。

ここからはもう後輩ポジションじゃなくて、STF組織を支えていく存在になると思う。

3人で力を合わせて頑張っていってね。


1マネへ

厳しいことを言われながらも毎日がむしゃらに練習に取り組む1マネ。

伸びしろしかないのに、これからの成長を近くで見守れないのが残念です。

新人戦、その先のリーグ戦でみんなが成長した姿を見れるのを楽しみにしてるね。


22TRへ

プレーヤーには愛のある厳しさを!



10月17日をもって21南山は幕を閉じましたが、

これからは後輩たちが新たな歴史を刻んでいってくれると信じています。


今後とも南山男子ラクロス部をよろしくお願いいたします。


TR 尾関由真

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