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【4年生引退ブログ-BLUEPRIDE-】MG横幕雅




あまり自分の想いを多く語ることが無かったので、この機会にここに残そうかなと思います。是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。




音楽を続けるつもりが、「学生日本一」の言葉と、本当にそうなれると思わせてくれるような熱い先輩方に一目惚れしてコロッと入部。







そこからはもう初めて見るもの体験することの連続で、時間があっという間に過ぎていきました。毎日まだ星が出ている時間に家を出て、ルールも用語も分からない中マネジメントを頭に叩き込んで、部活のことを考えない日なんて全くありませんでした。「がむしゃら」って言葉がピッタリで、何もかもが新鮮で。毎日ワクワクしながら部活をしていたのを今でも覚えています。



でも、やっぱり上手くいくことばかりじゃない。



先輩方と同じだけの熱量の持ち方が分からず、チームから遅れを取っていると感じて不安に駆られた1年の夏。

同期スタッフの力量に圧倒されて自分の存在意義を見失い、本気で辞めようとした1年の冬。

いつの間にか憧れの駒陸に立つことを思い描けておらず、目の前のことだけに必死になっていた自分に気づき不甲斐無さを感じた2年の秋。

自粛中、自分の無力さに心が折れかけた3年の春。

チームやスタッフ組織をより良いものにしたくて、迷子になりながらも自分の役割を見つめ直した3年の冬。



当時の自分にはその1つ1つが重くのしかかり、何度投げ出したいと思ったか分かりません。そんな中でも




「乗り越えたい」「やるしかない」




そんな想いを抱いてやっとここまで来ました。正直腐りかけたときもあったけど、それでも4年間をかけてこの部活にエネルギーを注いで来れたのは




「勝ちたい」




この一心からです。もともと結果に執着心があまり無かった私でしたが、こう思えるまで結果を追い求める楽しさを教えてくれた先輩方、同期、後輩たちには心の底から感謝しています。




その中でも、常に私を奮い立たせてくれていたのはやっぱり紛れもなく同期です。








新人戦の決勝。



あのときの負け方は今思い返しても死ぬほど悔しい。



でも、当時ビデオでみんなの姿を撮っていた私には、その悔しさ以上に思い出深く残っている記憶があります。



ラスト数分で点を決められ逆転され、迎えた得点後。



家木が相手と長い時間競ったFO。タイムアウトで集まっている間のみんなの真剣な眼差し、ベンチから飛び交う同期スタッフの応援の声。誰1人として最後まで諦めていなかった1つ1つの瞬間が忘れられません。



ホイッスルが鳴ったとき、そんな真っ直ぐな同期を誇らしく感じると共に、いつか、絶対に絶対に絶対にリベンジして、みんなと最高の景色を見て喜びたいと強く思いました。



その気持ちは今もずっと変わりません。それどころか、4年間を経てますます強くなっています。今では、みんなと一緒じゃなきゃ勝利を掴み取っても意味が無いと思えるほどです。



私たち4年に残された時間は残り少ない。泣いても笑ってもこれが最後に努力の結果を証明できるチャンスです。負けられない闘いが続く中で、きっと、みんなが同じような熱い気持ちで挑んでくれると信じています。必ず勝者になって、引退するときは同期みんなで笑おうね。







ここからは一緒に過ごしてくれたみんなに伝えたいことなので、長ったらしいけどもう少しだけお付き合いください(笑)




後輩スタッフへ



私からはそんなに大きなことは言えないけど、人一倍立ち止まって考え込みやすい私だったからこそ伝えられることがあります。


みんなは今後、きっと「南山大学男子ラクロス部」にいなきゃ経験しないような大きな壁に直面すると思います。求められるスキルも多く、プレイヤー以上に根気と覚悟が必要な場面もあるかもしれません。


そこで出会う1つ1つの壁に、嫌と言うほど向き合って欲しいです。迷わず一直線に突き進めることはもちろん格好良い。でも、途中で立ち止まって悩んだことに自信を無くす必要なんて無いと思います。


みんなが考えて考えて考え抜いて出した答えに、間違いも不正解も無い。例え下した決断が思うような結果を招かなくても。


チームのことを、自分のことを、周りのことを「考え抜く」ことが、絶対に、将来のみんなの自信と誇りに繋がります。みんななら大丈夫。きっと、今以上に強く逞しく輝けるスタッフになれると思います。あと少し、私たちと一緒に頑張ってくれたら嬉しいです。




後輩プレイヤーへ



あんまり自分から話しかけないタイプだったから、今ではもっと早くみんなと仲良くなっていれば良かったと後悔しています。みんなの可愛さに気づくのが遅過ぎました。あと少しだけ、4年生に力を貸してね。




同期プレイヤーへ



みんなと笑顔で締め括るラストを思い描き続けて4年間頑張れました。いつもはあんなに近くにいるのに、試合になると別人のようなカッコ良さで、手が届かない存在みたいにキラキラ輝くみんな。1秒でも長くみんなの活躍を近くで見せてね。




同期スタッフへ


みんな私に無い素敵なところを持ってて、個性が強くて、なのに纏まりがあって、、、とにかく最強のベンチを作れる同期スタッフだと思う。1人1人のことを尊敬しているし、みんなと同期になれて心の底から良かったです。








4MGへ


4MGが居なかったら今の私は居ない!断言出来る!

毎日のようにメンブレしてはコーラ片手に傷心会して、一緒にいない間はLINEちょっと放置すると200件くらい溜まってて(笑)


4年間を通して何度みんなに救われたか分からない。愛しかないです!本当にありがとう。








気づいたらこんなに長々と書いていて、自分が思っていたよりも愛強く4年間活動していたんだなとしみじみ感じています。拙い文章だったと思いますが、ここまで読んでくださりありがとうございました。



最後になりましたが、平素より応援してくださっているOB・OGの皆様、関係者の方々、そして保護者の皆様、多大なるご支援、ご声援ありがとうございます。



今後とも南山大学男子ラクロス部を宜しくお願い致します。






MG 横幕雅

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