【4年生引退ブログ-BLUEPRIDE-】 #6 小島隆平
2020 11/23 21南山 キックオフ
2020 11/23 21南山 キックオ
『BLAST』
みんなはこのスローガンに込められた想いを知っているだろうか。
blastには「爆発」「楽しい」といった意味が含まれている。
"21南山では1人1人の個性が弾けるように発揮されたらいいな"
"21南山では全員が楽しくラクロスをし、全員で最高の瞬間を味えたらいいな"
そんな想いでこのスローガンにした。
楽しめないとクロスさえ握れなくなる。
辞めていったプレイヤーを見て思った。
上手な選手は楽しくラクロスをしている。
偉大な先輩方を見て思った。
(もちろん裏での努力あってのことですが)
だから、後輩は来年も引き続き全力でラクロスを楽しんで欲しい。
しかし、そんなこと言ってる立場の自分には楽しくない時間があった。
『怪我』の期間だ。
リーグ前の7月中旬Jones骨折と診断された。
当時、最速で3ヶ月後に復帰できると言われた。
東海Finalへ間に合うかどうかの時期だった。
色々な感情に襲われた。
Finalに間に合わなかったら、試合しないまま引退じゃないかという「焦り」
試合出れないなら、4年間何のために頑張ってきたのだろうという「喪失感」
真夏の炎天下で人数が少ない中、険しい顔してるMF陣を見るが、何もできない「罪悪感」
それでも同期の#5 末廣のこの言葉に助けられた。
"Finalまでに治してくれ。そこまで勝ち残る。"
彼は日頃、感情を表さずサイコパスと言われるが熱がこもったこの言葉は非常に胸に刺さった。
そして同期の熱量や、後輩の活躍・成長を横目にリハビリを頑張ることができた。
『復帰』
2021 10/16 愛大戦にて復帰
絶好機を2回とも外す不甲斐ない結果に終わった。
自分の復帰を待ち望み、活躍を期待してくれてた後輩や同期のためにも得点したかった。
悔やまれる。
10/17 Final4 敗戦
試合終了の笛が鳴ると同時に4年間のラクロス生活に終止符が打たれた。
涙を流す同期や後輩がいる中、何故か涙が流れない。
不完全燃焼だった。
"もっとラクロスしたい"
"自分はこの程度ではない"
"怪我しなければ、、"
色々な想いが頭から離れなかった。
それでも、退け反らなければいけない。
次に繋げなくてはならない。
『6番』
この番号は自分にとって"憧れ"だった。
15世代の #6 壮希さん のプレーを見て、"かっこいい"と思った。
自分もこんなプレイヤーになれたらな、、と当時理想を抱いていた。
壮希さんの意思を継いだ17世代の #6 白木さん は人情味あふれた方だった。
優しく時に厳しく、白木さんの周りには自然と人が集まる。
自分もそんな存在になれたらな、、と思った。
そんな思い入れのある番号を継がせて頂き、次に継ぐ時が来た。
りょうとへ
2年後MFを引っ張っていく存在になってくれ。
そのためにも、来年の活躍期待してる。
最後に、
『感謝』
同期へ
自主練頑張れたのはいつもグランド残ってた同期のおかげであり、楽しくラクロスできたのも同期の存在あってのことだった。
MGのおかげでラクロスに集中できる環境があり、
TRのおかげで万全なコンディションでラクロスができた。
同期全員に"ありがとう"。
苦楽を共にした同期なしに自分の大学生活は語れないと思う。
そんな仲間に出会えてよかった。
主将の陸斗と副将の前川へ
チームを引っ張っていく存在として自分が持ってないものを持ってる2人にはたくさん救われた場面があった。あまり想いを伝える場面がなかったからここで伝える。"ありがとう"。
家族へ
金銭的な面や、怪我した時の生活面は家族の存在なしではやっていけなかった。そして、こんなにも貴重な経験をさせてくれたのは間違いなく両親のおかげだ。
この場を借りてお礼を言いたい。
本当に"ありがとう"。
後輩へ
色々不満もあっただろうけど、最後まで自分達の目標に向かって一緒に頑張ってくれて"ありがとう"。
来年はじゅんを信じて突き進んで欲しい。
p.s.だいまには色々口酸っぱく言った時もあったけど最後は慕ってくれてありがとね。
長々と拙い文章だったと思いますが、読んでいただきありがとうございました。
末筆ではございますが、OBOGの皆様、保護者の皆様、これまで多大なご支援、ご声援をありがとうございました。
今後とも南山男子ラクロス部を宜しくお願い致します。
副主将 小島隆平
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