4年生引退ブログリレー-BLUEPRIDE- TR 坂口未紗
お疲れ様です。4年TRの坂口未紗です。
とても長文になってしまった気がするので、時間があるときに読んでいただけたら嬉しいです。
「なんでスタッフやってるの?」
個人的にですが、友達、親戚、就活等々、この4年間で、色々な人に色々な場面で一番聞かれた質問だと思います。
当たり障りのない質問のような気がしますが、私にとっては学年が上がるにつれて答えにくくなっていきました。
入部してすぐは、毎日が新鮮で、とにかく新しいことを覚えるのにいっぱいいっぱいで、何も考えずにただ部活に来ていました。楽しいなあ〜大変だなあ〜って。
2マネになって、スタッフの仕事にも慣れて、周りを見る余裕が少し生まれました。気付いたら後輩もできました。5月にあかつき杯があったので、2年生になっても同期で試合ができるってことが純粋に嬉しかった。あかつき杯に向けて、みんな同じ方向を向いていたと思います。

そして、あかつき杯で優勝して、本当に嬉しくて嬉しくて、私は余韻に浸っていました。
が、チームはずっと前から、上南戦、リーグ戦に向けて走っています。頭では理解していても、気持ちが上手くついていかず、なんともいえない気持ちのままリーグを迎え、18南山が終わってしまいました。先輩方すみませんでした。
すっきりしないまま19南山が始まって、3マネになるという時、自分がどうあるべきか、どうなりたいのか、周りから何を求められているのか、ぐるぐる考える時間が増えました。
考えれば考えるほど
"トレーナーとして"こうなりたい、とか
"トレーナーとして"これがやりたい、とか
そんな大きなことを言えるほどの努力もしていなかったし、自信も覚悟もなかったということを思い知りました。
(私は3マネになって、このままじゃだめだと思って、怪我とかタイトレとかリハビリとかちゃんと勉強し始めました。でももう遅い。すごく遅い。そもそも基礎をちゃんとわかっていないから、理解できないことばかりで、ただただ暗記するだけになってしまったことが多かったです。本当に後悔しました。今この瞬間が一番若いです。思い立ったらすぐ行動してね。)
現実から目を背けてきた自分が悪いのに
あの頃の私は意味わからないことを言って逃げようとしてたなあ〜と思います。
そんな気持ちのまま迎えた2回目のつま恋。
サドンビクトリー。
私はベンチ外で応援していました。絶対勝つと思っていたけど負けました。本当に悔しかった。

こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど、同期の人たちは切り替えが下手な人が多いのか、素直すぎるのか、つま恋では試合後に学年写真撮ってくれないぐらい雰囲気最悪でギスギスでした。「学年で撮ろうよ」って言っても、さっさと帰っちゃったみんなの後ろ姿すごい覚えてます。今年のつま恋も、準優勝という優秀な結果だったのに、閉会式は南山Bだけお葬式みたいでしたね。
でも私は、負けた時に本気で悔しがっている同期を見て、最後までこの人たちについていきたいって強く思いました。
今までぐるぐる考えてたことがどうでもよく思えるぐらい、その気持ちだけでここまで来て、先日引退しました。
スタッフも含め、同期のみんな、本当にありがとう。
みんなのラクロスに取り組む姿勢を見て勇気を貰っていました。
4年間一緒にここまでこれて、本当によかった。

最初の質問に戻ります。
引退した今、「なんでスタッフやってたの?」と言われても、正直明確な答えはわからないし、答えられません。
ただ言えることは、自分が頑張る理由、部活にいる理由なんて何でもいいということ。周りに合わせて適当な目標を掲げるぐらいなら、漠然とした自分の正直な気持ちに向かって、がむしゃらに努力する方が何億倍もいいと思います。
スタッフは特に、モチベーションの維持とかが難しいと思うけど、何かちょっと嫌だな、辛いなって思った時は、一旦立ち止まって考えてみるといいと思います。思い出とか、目標とか、それ以上に勝るものがきっとあります。その時期を乗り越えられたら、きっと大丈夫です。

ここまで長々と書いてしまいましたが、
私が伝えたかったことは、
①同期は私にとって特別でした
②モチベーションは人それぞれでいいんだよ
の2点です。
伝わったでしょうか?
伝わっても伝わっていなくても、拙い文章をここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
最後に、
後輩プレイヤー
いつ会ってもしっかりと挨拶してくれる、礼儀正しくて素直な子ばかりだと思います。自主練してるのを見たり、試合で得点しているのを見ると、勝手にみんなの成長を感じてとても嬉しかったです。
来年以降の南山も、本当に楽しみにしています。頑張ってね。
後輩スタッフ
たくさん迷惑かけたと思うけど、今年一年私たちと一緒にスタッフ組織を作ってくれてありがとう。
後輩スタッフはみんな何事にも一生懸命で、部活への姿勢がキラキラ輝いて見えました。
来年以降は、今までに比べてスタッフの人数が少なくなると思うけど、人数が少ないからこそ、本当に一人ひとりの存在が大切になってくると思います。みんなの代わりはいません。その自覚を持って、部活と向き合っていってください。みんななら絶対大丈夫です。
そして、いつも南山男子ラクロス部を応援してくださる皆様、この場を借りてお礼申し上げます。
今後も、南山男子ラクロス部をよろしくお願いいたします。
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